Anjali+ blog

ヨガと雑記

「光る君へ」興味津々

       

 

大河ドラマを毎年楽しみにしている友人がいて、うらやましい思いがしていたけれど、「光る君へ」が始まって、今とてもうれしい。

大石静さんの作品が好きで、今回は、史実はよくわからない部分が多いなりにどう人間を描くのか、それに演じる役者さんたちも、楽しみ。

合戦ものが苦手なので、こういう映画のようにビジュアルが美しいドラマがいいな。

 

ちなみに平安といえば京都の平安神宮

平安神宮には、有料で入れる庭「神苑」がある。明治に造られた庭で、大きな池を取り囲むようになっていて、喧噪を逃れて散歩するのにいい。池にかかる橋から、コイに餌をやっていると、いつもはせわしないデジタルな思考の流れがふっと自然にかえる感覚がする。

入場料大人600円小人300円。

平安神宮へのアクセスは、バス停「四条京阪前」から46番に乗ると(「岡崎公園美術館・平安神宮前」下車)、バスに乗っている時間が少なくて済むし、バスが混んでタクシーにしても早い。201,203番だと「東山二条・岡崎公園口」下車で徒歩10分かからないくらい。

 

 

https://www.heianjingu.or.jp/_src/1444/img20181210114213900457.jpg

ヨーガ療法のこと_1

                               

 

一般社団法人日本ヨーガ療法学会認定のヨーガ療法士講座を受講していて、3年うち2年が終わり残すところ1年。

 

「ヨガをやっています」というとき、目的は十人十色で、美容、健康、運動不足解消、からヨガの哲学に興味がある、とか、ヨガの世界(観)に惹かれたり、さらに、心身の不調からヨガをはじめることもある。

 

ヨーガ療法は、心身の不調とか、生活習慣病、ストレスマネージメント、に対応できるよう開発されたヨガで、ヨガのポーズ、呼吸法、マインドフルネスと心理療法によって健康の回復・維持を目指すもの。

ヨーガ療法士は日本全国で(国外でも)ボランティアも含め活動しているものの、まだ認知度は低いかもしれない。

 

内容は、ヨーガ哲学・思想、生理学・解剖学、心身症生活習慣病に関する基礎知識、ヨーガ療法の身体トレーニング法、呼吸法、瞑想、と幅広く、毎月の課題レポート提出、中間論文・中間試験、症例報告、卒業論文・卒業試験をへて、ヨーガ療法士認定となる。道のりは長い…。

 

スポーツクラブなどにあるフィットネスとしてのヨガ、とは全く違うもので、内容は

インドのKaivalyadhamaヨーガ研究所、sVYASA、のヨーガ・セラピーと同じもの。

心理領域のヨガとして医療との歩み寄りはすすむのだろうと思う。

 

ちなみに、ヨガの研究もすすんでいて、筑波大学に、ヨーガコースというのができていて、とても興味深い。

インドではヨガの単科大学・大学院があり、実はその日本校もすでにある。sVYASA大学、近く放送大学で受講できるようになるとか。

 

一般社団法人日本ヨーガ療法学会 | 日本ヨーガ療法学会は、ヨーガで統合的な健康を目指す学会です

S-VYASA大学

 

Anjali+Yoga(アンジャリプラスヨガ)

少人数制のヨガ・ヨガセラピーの教室

京都市内(下京、中京、伏見)。スタジオ・コラボ(阪急四条大宮駅徒歩13分・バス停堀川松原すぐ)にて「瞑想へ向かうヨガ」(月11:00-12:00/ 12:45-13:45)

anjaliplus.webnode.jp

自分の人生をドラマにするとしたら・・

        

 

最近、バタバタしている。いろんな用事を同時進行するのが嫌いではないのでときどきいろいろ重なってこうなる。

息抜きの方法はいくつか持っていて、そう、若いころには息抜きの仕方がわからなかったけれど、中年のわたしは自分をひととき解放する技を身に着けている。

家でできることといえば、リラックス系のヨガと瞑想。外で過ごすには、さあ!カメラを持って植物園へ!、てなことに喜びを感じているのだ。

逆に、いつからか、楽しみでなくなったのが、テレビと映画。フィクション、がつまらないのは、もう世代が違うからか。

そんな中でもときどき気になる役者さんのドラマをみる。いまNHK夜ドラ「ミワさんなりすます」だけみている。出演中の堤真一さんが、このドラマでは、紳士っぽい、それでいてつかみどころのないような空気をまとっていて、なんとなく見てしまう。

とはいえときどき集中力がとぎれて、画面見ながらぼんやりとして、

自分の人生をもしドラマにするとどうなるかな、10人いれば10本のドラマができて面白いだろうな、など考える。

そんなドラマ作り、やってくれないかな。

プロが作るドラマ(商品)は、中心、メジャー、なところを狙わなくてはいけないのだろうけど、中心があれば、その周辺があり、さらに離れて周縁、ができる。

その周縁の声やストーリー、面白い。

その点、ブログは、周縁の声を拾えるところに魅力がある。誰もがいろんなことを感じて考えて生きている。ひとそれぞれなのだ。

さて、

”これまで”を振り返れば”今”の気持ちの整理がつくかしら、と考えつつ、私ならたぶんできあがるドラマは、ホラー…か、でなければコメディ…だな、と思う。

 

横尾忠則さんの絵を観て

   

横尾忠則現代美術館の4F常設インスタレーションスペース〈Cu-mirror-ism to Aotani〉

鏡に街の風景が映っている。

横尾忠則ワールドを全身で体感できる空間が登場。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

 

この夏、久しぶりに遠くの美術館まで絵を観にいった。「横尾忠則 原郷の森」展。

横尾忠則さんは、魂の先輩、と勝手に思っている。生み出すビジュアルも言葉もおもしろい。本を読んでいるとじんわり共感することがある。スピリチュアリティが深い深い。

描かれる絵は自分なりに読み解いて楽しむことができる。昔はなんだか分からないなぁと思っていたけれど、この人がこれを描いた、というふうにみると、人と絵の両方に興味がわいてくる。

 

でも、わからない、はわからないままにしておくのが大事で、

自分の視野に狭めて理解しようとせず、認識ももたず、意味付けもしない。

それで、「なんという世界に生きているんだろう」と模索を続け、それを表現したら、横尾さんの絵のようになるのではないかな。

ふと考えた。――芸術は、人を救うのだ、きっと。

 

現在の展覧会は、「Yokoo in Wonderland 横尾忠則の不思議の国」 開催中(2023年12月24日まで)

 

記憶にのこる美術館1_栗田美術館

                 

    猛暑においしいアイスコーヒー

 

お題を書くつもりが、終わってしまったけれど、

栃木県足利市の郊外にある「栗田美術館」(くりたびじゅつかん)

伊万里焼、鍋島焼を館蔵する世界最大級の陶磁美術館です。

ロックバンド「QUEEN」のフレディ・マーキュリーも訪れた、陶磁器好きには見ごたえ十分なところです。

敷地は、三万坪!

本館でコレクションを観賞できるほか、歴史館には展望室あり、阿蘭陀館はミュージアムショップとなっていて、陶磁会館では企画展示と喫茶、ほか、20以上の建物が点在する。

 

豪華な収蔵品の数々だけでなく、それぞれに特徴ある建物もおもしろく、広くて自然豊かな敷地は、季節を選べば気持ちよく散歩できそうでした。「わたしの別荘」を散歩している妄想を膨らませるとなお楽しいかもしれません。

 

17・18世紀佐賀鍋島(なべしま)藩の御用窯(ごようがま)で作られた焼き物は「鍋島」と呼ばれ、大名への贈答品、幕府への献上品にされたそうです。

古伊万里(江戸時代の伊万里焼)は輸出されヨーロッパ王侯貴族を中心に広まってゆき、おもにインテリアとして用いられました。

そんな高級陶磁器たちを存分にみることができる美術館です。

 

ちなみに、ここの喫茶室はすばらしい。

コーヒーまで洗練されたお味で「おいしゅうございます」といいたくなります。

 

 

栗田美術館

http://www.kurita.or.jp/

伊万里・鍋島のこと

陶磁器の歴史・古伊万里様式・鍋島

 

 

 

ヨガ話3_シヴァ

                                   Shiva as Lord of Dance (Nataraja) / Metropolitan Museum of Art

写真は、「ナタラージャ」踊る姿であらわれたシヴァ神の化身。

インドの(ヒンドゥー教の)神は、いろんな姿で現れる。

デジタルの自分としてアバターを作ったりする感覚からするとわかりやすいかもしれない。そこでその人の一面が表現されるように、神の様々な面が様々な化身で表現され、あらゆる人にそのパワーがとどく。

 

踊る神の背には炎の輪。

上にあげだ右手に太鼓、

もう一方の右腕にコブラが巻き付き手は「恐れるな」と伝えるジェスチャ、

上にあげた左手に炎、

もう一方の左手は、上げた左足を指し

右足は仏像でいう悪鬼(かな)を踏んずけている。

この悪鬼は、人間の無知迷妄をあらわす、そうな。

 

シヴァ神は、破壊する。そして新たな世界がおこる。

 

シヴァ神はヨガを行じる人々にとっての守り神ともされる。

無知迷妄の闇を破壊し、光をもたらす。

ヨガで自分が変わってゆく、のが理想的なヨガ。

 

ところで

スイスに欧州原子核研究機構CERN(セルン)という、研究施設がある。

難しいことはわからないけれど、宇宙は何からできている?どのように動いている?など宇宙を解明するのがMissionなのだそう。

このCERNのシンボルとして、建物の前にナタラージャの像が置かれている!

 

宇宙は、神の領域であり、科学の領域であり、エネルギーに満ちた壮大な大自然の循環であり、星々、そして人間も、あらゆる生命が、その循環の一部。

と考えると、

人間社会のしがらみから少し解放されませんか?

 

人は星の動きを読んで運命を知ろうしてきた。

結構好きなのは、人間にも自然の法則にそった運命というものがあるのかも、と思えるところ。

流される人生も、その中で頑張ってきた自分も、たぶん間違いじゃない。

 

~おすすめ~

 

宇宙もふくめて科学の基礎知識

一家に一枚 科学技術週間 文科省

www.mext.go.jp

 

宇宙が知りたいなら。

宇宙図

https://www.nao.ac.jp/study/uchuzu2013/scroll/

 

英国博物館の学芸員さんの語りが魅力的です。(英語)

The british Museum 
Living with gods: Shiva lordd of the dance

www.youtube.com

 

冒頭の写真の出どころ。

Metropolitan Museum of Art Shiva as Lord of Dance (Nataraja)

Shiva as Lord of Dance (Nataraja) | Indian (Tamil Nadu) | Chola period (880–1279) | The Metropolitan Museum of Art

 

シヴァのこと参考まで。

BBC Regions_ Shiva

BBC - Religions - Hinduism: Shiva

 

 

心が変われば・・・

        

  心が変われば、態度が変わる

  態度が変われば、行動が変わる

  行動が変われば、習慣が変わる

  習慣が変われば、人格が変わる

  人格が変われば、運命が変わる

 

ヒンドゥー教の格言ともいわれますが、力強い言葉だなと思います。

では、何が心を変えるのでしょう?

いまの私の答えは、「気づくこと」。

必要なときに必要な発見、気づきがもたらされることがあるものなんですね。そんな時、これまでと違う自分でやってみることに、躊躇しないことが、一歩先に進むということかもしれません。

 

日本の名文にこういうのがあった。

”ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。”(方丈記

取りまく世界は変わり続ける。

翻弄されないのが、自由になるということ。少しずつ自由になりたいものです。