ヨガ話1_そのややこしさについて
「ヨガ」というもの、そのイメージにかかっていたあやしげな靄(もや)が、ヨガを調べ始めてからすっかり消えました。
例えば「オームOm」と聞くと一歩引く、たぶん私と同じくらいの世代から上の人たちは今もそうかもしれない。
ヨガを理解するのはややこしい。そのややこしさは、どこからくるのかを考えてみた。
箇条書きにする。
・ヨガの起源は、インドの古代、インダス文明にさかのぼることができる。
そしてインダス文明には、文章の記録や書物が残されていないので、よくわかっていないことが多い。
・ヨガは、インドの古代宗教・古代思想・哲学から生まれたもので、ヨガとして確立される以前は、精神統一の修行として行われていた。
・多くの師から多くの弟子へ受け継がれてきたので、いつだれがどこで始めた、とか、いつだれが書いたものが正真正銘本家本元ヨガだと言えない。
・ヨガには、カタカナの意味不明のキーワードがたくさんある。その正体はサンスクリット語。
謎をひとつひとつ、探ってみたいと思います。
↓人類の出現から、世界の文明、歴史を時系列でみられます。↓