気になる番組2・鉄道の旅
「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」
ほかの旅番組にない面白さがある。再放送されるとうれしい。
この面白さ、なんだろうと考えてみると、たぶん関口知宏さんのキャラクターから生まれるように思えてきます。
こんな自然体な人がいるんだ〜、というのが最初の印象。言葉の壁があっても、出会ったばかりの人とすぐにうちとけている場面場面、番組としても見ていて飽きないのです。
過去のNHKの同シリーズ番組を振りかえってみると、2004〜2007に、すでに日本、ヨーロッパ、中国と鉄道旅をされていて、私が初めてみたのは2015年の新シリーズ、二度目のヨーロッパ鉄道の旅でした。なるほど旅のベテランで、落ち着いた雰囲気(年齢だけじゃないよ)にも納得。
なにかのインタビューで、自分の生き方は”流され型”だと語っておられたのが印象的でした。
流されるように生きることを怖がらない人、ときどき出会いますが、こういう人は”神様のお気に入り”じゃないかと思えます。あるがままに受け入れてゆく。これって難しくないですか。
人とのつながりが、人生の流れをつくってゆくなら、人とうまくつながれないということは人生の課題になります。私の課題でもあります。だからヨガをやっているのかも。
関口さん、ギターを弾いて作曲もして絵と詩もかいて、器用。
同世代の人という興味もあり、鉄道旅を振り返るエッセーとか書いてくれたら読んでみたいな。
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